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Living in Peaceについて メンバーの声
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創設者 慎 泰俊
Founder Taejun Shin
はじめて児童養護施設を訪問したときに、言葉にできない衝動に駆られて活動を始めたのは2009年のことでした。施設で一緒に楽しく遊んだ子どもたちから、別れ際に「もう来ないんでしょ」と言われた私たちは、打ちのめされるような思いを抱えながら、社会的養護における課題解決のために何かしようと決意しました。

実の親と過ごすことのできない子どもの数は5万人弱になり、多くの子どもたちは十分な支援を受けられていません。私たちは住み込みでの研修などを通じ、子どもたちや社会的養護の現場にいる人々の声に耳を傾け、仕事を持っている社会人だからこそできる貢献は何かを考えました。

その結果として選んだのが、子どものための資金調達支援とキャリア支援です。これまで、二つの児童施設を家庭に近い生活環境にするための資金調達支援、社会的養護から卒業した子どもたちの就学資金支援、中高生を対象としたキャリアセッションを実施してきました。今後も子どもの利益を第一に考え、活動を発展させていく所存です。
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代表理事 中里 晋三
President Shinzo Nakazato
2009年に国内の貧困問題に目を向けるなかで始まったLiving in Peaceこどもプロジェクトは、本年、活動10周年を迎えます。児童福祉施設における家庭的養育の推進から始まった私たちの歩みは、キャリア支援、地域支援、親支援、里親養育支援と広がっています。育った環境や今いる境遇に関係なく、すべての子どもが自分の可能性を諦めなくてよい社会にするには、どうすればよいのか――。私たちは専門家ではありません。しかし、領域を一つひとつまたいでいくとき、そこで生まれる新たなつながりが大きな力を持つことを見てきました。一人ひとりの一般寄付者の方からの寄付によって、実際に多くの子どもたちをサポートしてきた寄付プログラム「Chace Maker」は、その最たるものです。

領域を超えてつながることで生み出される力を、子どもたちに届けていく。私たちはそのような役割を担うものとして、次の10年を見据え、一人でも多くの皆様とともに歩みを進めていきたいと思っております。どうぞ温かいご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。
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代表理事 中里 晋三
President Shinzo Nakazato
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朴 日豪
ilho Paku

本業:弁護士/コンサルタント
所属チーム:総務・人事・法務
社会で陽の当たらない問題に取り組むことに関心があり、当初は弁護士の仕事を通じて働きかけようと思っていました。ですが、何か事件が起きてから問題にあたる弁護士は多いのに、より根本的なところで問題を解決しようとする人は少ないように思い、だったら自分は後者をしたいと考えるようになりました。また、弁護士として苦境にある子どもの事件にも関わるなかで、子どもの人権への関心も高まり、子どもに関係する分野で活動したいとも考えるようになりました。弁護士資格を取得する前からLiving in Peaceのことは知っていましたが、最初の職場が大阪だったこともあり、東京に戻り落ち着いてから参加しました。

Living in Peaceには多様な業種やバックグラウンドを持つメンバーがいるので、名刺交換で終わってしまうかもしれない異業種交流会と比べ、ごく自然にそうした知り合いが増えていくのが魅力であり自分自身の財産になっていると感じています。
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北條 藍子
Aiko Hojo

本業:コンサルタント
所属チーム:CS・総務
活動に参加したきっかけ
学生時代は国際貢献に関心があり、現地にフィールドワークにいったこともありますが、どのようなテーマで活動すべきか絞れず、スキルもないので、社会を知ってスキルを身に付けたら社会貢献をしようと思い就職しました。それから数年経ったときに国内の「子どもの貧困」が深刻な社会問題になっていることに気付き、今なら何かできるかもしれないと思ってボランティアで活動できる場所を探したのが最初のきっかけです。児童養護施設の子に勉強を教えたこともありましたが、ビジネスパーソンとして本業の知見を生かせる支援をしたほうが成果が出せるのではと考えるようになったときに出会った「働きながら、社会を変える」のコンセプトに感銘を受け、Living in Peaceこどもプロジェクトに参画することにしました。
     
こどもプロジェクトの良さ
本業を持つ中で関わっている互いへの感謝や尊重を忘れない一方で、つねにこども優先という価値観に立ち返って、妥協せずに議論し続けるところです。優しい素敵な人が集まるので、大変居心地のいいサードプレイスでもあります。
     
時間の使い方
平日は朝・昼休み・夜にSlack(チャットツール)でのやりとりを確認しつつ、可能な日は夜に1~3時間ほど担当のタスクを進めています。週末は可能な範囲で毎週定例のプロジェクトミーティングや、グループミーティングに参加します。本業優先という行動指針が徹底されており、繁忙期だと伝えればメンバー同士でフォローしあえるので、活動が大きな負担になることはありません。
     
活動で活かせていること、また活動から得られていること
本業で人事やキャリアを扱うため、LIPでもその知見を活かせていると思います。一方、活動を通して得るものはそれ以上です。様々な能力、知見を持つメンバーから得られる学びや事業推進を通して得られる経験に加えて、真摯に課題に向き合う姿勢から常に刺激や活動を続ける熱をもらっています。     
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北條 藍子
Aiko Hojo

本業:コンサルタント
所属チーム:CS・総務
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永安 祐大
Yudai Nagayasu

本業:コンサルタント
所属チーム:R&D
活動に参加したきっかけ
LIP創設者の慎が出版した『働きながら、社会を変える』を読み、児童養護施設に暮らす子どもたちの心情に、ひどく感情移入させられたのが活動のきっかけです。虐待や経済的困窮により、自分の意思とは無関係に心理的・経済的問題を抱えながら施設で暮らす子どものエピソードに、涙がこぼれるほどの深い悲しみを覚え、LIPの活動に関心を持ち始めました。当時は正直、”NPO”という組織形態や、”子ども支援”という活動テーマに対して畑違いなイメージを抱いており、実際にLIPで活動する自分の姿を思い描けていなかったのですが、LIPメンバーのピュアな心と、粛々と活動に勤しむ真面目な姿に感銘を受け、思い切って参画することを決めました。
     
こどもプロジェクトの良さ
“理念の下にすべてのメンバーが平等である”という行動指針が浸透しており、メンバー全員で意思決定を行う活動スタイルが、こどもプロジェクトの好きなところです。よく「メンバー全員で意思決定なんてできるのでしょうか?」と訊かれることがあるのですが、”こどもの最善の利益”を起点に、各々の意見を尊重しながら話を進めていくため、議論が紛糾するような場面は殆ど見たことがありません。それだけメンバー間の信頼関係は強固になっていると思いますし、ふとした瞬間に「すごく奇跡的な組織だなあ」と思わされます。
     
時間の使い方
平日の夜や土日を活用して活動に取り組んでいます。毎週末にFace to Faceでの全体MTGが設定されているのですが、都合がつかないときは、議事録で討議内容を確認したり、Skypeでヒアリングのみで参加したりして、効率よくキャッチアップしています。LIPは学業・本業・家庭優先のポリシーがきちっと浸透しており、自分の裁量に任せて活動することができるので、LIPが原因で他の活動が疎かになったことは、過去一度もありません。
     
活動で活かせていること、また活動から得られていること
本業で培った問題解決スキルは、新しい事業を開発したり、組織を運営したりする上で役に立っていると思います。様々なバックグラウンドを持ったメンバーが一緒になって活動しているので、本業では得られない気づきをいつも沢山もらっています。またLIPの活動とは直接関係ありませんが、なぜか趣味で100km級のウルトラマラソンに挑戦するメンバーが多く、マラソン好きの私としては一緒に走る仲間ができて非常に嬉しいです(笑)
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井澤 美智子
Michiko Izawa

本業:
所属チーム:広報
活動に参加したきっかけ
子どもが生まれてから、児童虐待のニュースにそれまで以上に胸を痛めるようになりました。親の気持ちも子どもの気持ちも、どちらもわかるようになったからです。もともと子どもが大好きで、長年望んでやっと娘を授かったのですが、それでも時々すべてを投げ出したくなるようなことがあります。私でさえそうなのだから、若いうちに望まない妊娠をしたり、育児できるような環境が整っていなかったりすれば、子どもに手を上げてしまうこともあるというのは容易に想像できます。同時に、子どもがどれだけ抱っこやおっぱいが大好きかも肌感覚として知っているので、親の愛情を受けることができない子どもたちの気持ちを思うと、胸がえぐられるような思いがするのです。 そんな時、LIP代表の慎が児童養護施設の現状について書いたブログを読み、これだけ具体的に課題解決に取り組める方法があるんだ、とLIPの活動に関心を持ち始めました。ただ、仕事と育児に手いっぱいの自分にもできるのだろうかと心配で、入会を決めるまでに1年ほどかかりました。ミーティングを見学しているうちに、みんながそれぞれにできる範囲の関わり方をしているのがわかり、仮入会中にペースがつかめてきたので、思い切って入会し、本格的に活動を開始ししました。
     
こどもプロジェクトの良さ
それぞれができる範囲の貢献を無理なく気持ちよく続けていけるよう、互いに感謝しあい気遣いながらも、自分たちが何をなすべきかについては妥協なく真摯に向き合っているところ。またLIPでは少数派のアラフォー世代としては、子育て経験のない若い皆さんが「子どもの貧困」という課題にこれほどコミットし、その優れたリソースを注ぎ込んでくれていることを心強く思います。
     
時間の使い方
平日は夜子どもと一緒に早く寝て、早起きして早朝にまとまった作業をするようにしています。また、スマホをフル活用して、満員の通勤電車でもメール対応など細かいタスクをこなしています。スマホだけでもかなりの業務ができる、スキマ時間も集めるとそれなりの作業時間になる、というのがLIPに入って得た発見です。
     
活動で活かせていること、また活動から得られていること
本業のライティング・編集のスキルを活かしてアニュアルレポートやメールマガジンの作成に携わっているほか、比較的年長で企業対応にも慣れているため、ご寄付をいただく法人の皆様とのやりとりも受け持っています。若くて優秀なメンバーの皆さんと一緒に仕事ができることはとてもいい刺激になっており、視野が広がります。
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井澤 美智子
Michiko Izawa

本業:
所属チーム:広報
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小笠原 健太
Kenta Ogasawara

本業:
所属チーム:奨学金
活動に参加したきっかけ
他の団体で中学生の学習支援をしている中、子ども自身ではどうしようもできない社会的な課題があることを感じていました。その中LIPが間接的な子ども支援により、課題解決を目指していたことに興味を持ったのがきっかけです。
     
こどもプロジェクトの良さ
多様なメンバーが、それぞれ想いを持ちながらも同じ課題に対して一つになって取り組んでいることは特に良いことと思っています。
     
時間の使い方
平日夜時間がある時(2〜3時間/週)全体MTG前後
     
活動で活かせていること、また活動から得られていること
MTGの調整・実施、対外的な対応など、仕事で行うことがLIPの活動でも発生するので、活かせています。(誰でも何か活かせることがあります。)社会課題に対しての向き合い方・取り組み方については活動に取り組む中、常々学ぶことが多くあります。
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高城 沙也加
Sayaka Takagi

本業:
所属チーム:経理・建替
活動に参加したきっかけ
学生の時に東日本大震災のボランティアに行ったことがきっかけで、ボランティア活動自体に興味を持っていました。思いは持ちながらも何も活動できずにいたところ、LIPのメンバーでもある同業の先輩に声をかけてもらったことが最初にLIPを知ったきっかけです。社会人1年目だったこともあり、本業と両立できるか不安でしたが、メンバーの熱意と本業を持ちながらこどもの貧困という課題に真摯に向き合い事業を効果的かつ効率よく進めようとしている姿に感動し、自分もこの中で活動してみたいという思いで活動に参加することを決めました。
     
こどもプロジェクトの良さ
年齢や活動年月、経験等関係なく、活発に議論をしているところがとてもよいところ、また、人それぞれLIPに割ける時間や、持っているスキルが違う中、お互いに尊重しながら活動をしているところが良い点だと思います。私自身、本業が忙しく活動を積極的にできない時期もありますが、毎回温かく迎えてくれるメンバーにとても助けられました。
     
時間の使い方
基本的には土日メインで活動しています。週1回MTGがある日にはオフィスに行くのでそこで集中して作業をすることが多いです。平日はまとまった時間をとることが難しいため、メール等のコミュニケ-ションツールのチェックを移動時間等にチェックし、急な業務に対応できるようにしています。
     
活動で活かせていること、また活動から得られていること
本業では会計監査をしているため、日々の経理業務や決算書類の作成など経理チームでの活動は本業の知識や感覚を生かせることが多いです。しかし、個人的には本業の知識を生かすことよりもLIPの活動から得られていることの方が多いと思っています。例えば、LIPでは様々な職業の人が活動をしているため、本業だけでは得られない視点が得られます。また、限られた時間で事業を進めていく必要があり、効率よく事業を進めていくことが求められているため、本業でも以前より効率性をより考えるようになりました。
Image高城 沙也加
Sayaka Takagi

本業:
所属チーム:経理・建替
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小林 紀方
Norikata Kobayashi

本業:医師(脳神経外科)
所属チーム:関西
活動に参加したきっかけ
Living in Peaceを初めて知ったのは、2011年前代表慎泰俊が著した「働きながら、社会を変える。」でした。当時はその活動を応援すべく、東日本大震災後の寄付と合わせて定額の寄付を始めました。その後、2014年その震災で壊滅的な被害を受けた宮城・山元町で、元々地域の中心産業であったイチゴ作りを始めた岩佐大輝氏の講演を機に訪れたMIGAKI-ICHIGOを作るGRAの圃場で、プロボノで本業とNPOを両立させる素晴らしい方々との出会いが大きな影響がありました。ただ、そのときは自分自身がプロボノすることは考えていませんでした。その後2015年に経営大学院で学び始めたのですが、そのプログラムで「プロボノ」や「パラレルキャリア」に触れる機会があり、自らが経験しながら学ぶために新幹線に乗って上京し最初のミーティングに参加しました。翌週のミーティングにも参加したのですが、その翌日当時の代表でLiving in Peaceの創業者の慎泰俊さんから、関西のチームを立ち上げませんかとおっしゃっていただいたことも活動に参加するために大きな要因であったと思います。ただやはり最終的には、その後ミーティングに参加しながら、自らのキャリアで大好きな子どものための仕事ができなかったこと、我が国の子どもたちが置かれた状況に対する無知への気づきがあったんですね。また当時も今と変わらずニュースで伝えられる子どもの虐待死をソファで座りながら見て、「ひどい親だな」と言っていても何も変わらないと活動に参画することを決めました。
     
こどもプロジェクトの良さ
Living in Peaceの活動に参加して初めて知った「プロアクティブ」という言葉が好きです。活動の参画するには「志望動機書」を作成しますが、この過程で得た最も大きな気づきは、「足りないものに目を向ければ、みんな発達障害」ということでした。自分自身にも足りないものが多いことに気づく一方で、これまでに多くの人に支えられて生きてきたことにも気づいたんです。こどもプロジェクトだけでなくチーム全体として前向きに活動するメンバーとともに活動することは自分自身の支えになっています。こどもプロジェクトで言えば、子どもと触れ合うこともありますが、全ての子どもが「可能性の塊である」と感じることができます。そして、その未来への扉を開く妨げになるのはいつも大人ですが、一方で閉ざされようとする扉を開く手伝いをするのも大人であり、こどもプロジェクトには子ども手伝いをする人が集まっていると思っています
     
時間の使い方
活動を始めた当初は、病院に勤務しており比較的時間の余裕があり、関西で行われるほぼ全てのミーティングに参加し、大阪の子どもの施設に月1回は泊まらせてもらい勉強するなどしていました。起業後は十分な活動時間は取れませんが、メンバーとはslackでやり取りしながら事業を進めたり、できる限りミーティング参加したり施設の夏合宿などのイベントのお手伝いをしたりしています。昨年のクリスマスには、生まれて初めてサンタクロースの格好をして子どもたちに会ってきました。起業後は特に家族との時間は物理的には減りましたが、単位時間あたりの質を高める努力をしています。まだまだ改善の余地はありますが、そのことで全体的な時間の使い方にもいい影響があったのではないかと考えています。
     
活動で活かせていること、また活動から得られていること
自分のこれまでの脳神経外科医としてのキャリアなどが活かせているという感覚はないですね。昨年のキャンプで子どもが怪我した時に少し役立ったくらい。その時は指の捻挫か骨折かが疑われたので、そこにある針金と湿布と包帯でシーネ固定しました。一方で、いつも活動しながら思うのは、子どもたちや一緒に活動するメンバーから得るものの方がはるかに多いということです。書けばとても長くなってしまいますが、Living in Peaceでの活動を通して人生が豊かになった気がしますし、自分の子どもたちへの眼差しも変わりました。元々子どもは大好きですが、わが家は長男の次男が9歳離れていて、次男の方が少しやわらかな姿勢で接することができているのかもしれません